IPアドレスのクラスとは?初心者にもわかりやすく解説

いまさら聞けない

IPv4のIPアドレスにはAからEまでのクラスがあります。
今となってはありましたの方が正しいです。
特別な用途を持っていないAからCまでのクラスについては、サブネットマスクの記事で紹介したCIDRに対応してクラスが関係なくなってしまっているためです。
この記事ではそんなIPアドレスのクラスについて解説します。
ネットワークの知識として必要なものではありませんが、歴史を勉強するような軽い気持ちでお付き合いいただければと思います。

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IPアドレスのクラス

IPアドレスを2進数で表記したときの先頭ビットを見ると、クラスを識別できるようになっています。
それでは、クラスAから見ていきましょう。

クラスA

クラスAのネットワーク部は8ビットという決まりになっています。
ネットワーク部が8ビットなので、利用できるネットワークの数は126通りです。
その代わりにホスト部が24ビット取れますので、IPアドレスを最大約1,600万通り利用できますので、大規模ネットワークで利用されます。
また、先頭ビットが「0」ならクラスAです。
なので、ネットワークアドレスが「00000000」から「01111111」までがクラスAのIPアドレスということになります。
10進数で全体を表記すると、「0.0.0.0」から「127.0.0.0」までが、クラスAのIPアドレスです。

クラスB

クラスBのネットワーク部は16ビットという決まりになっています。
ネットワーク部が16ビットなので、利用できるネットワークの数は約16,000通りです。
そして、ホスト部が16ビット取れますので、IPアドレスを最大約65,000通り利用できますので、中規模ネットワークで利用されます。
また、先頭ビットが「10」ならクラスBです。
なので、ネットワークアドレスが「10000000 00000000」から「10111111 11111111」までがクラスBのIPアドレスということになります。
10進数で全体を表記すると、「128.0.0.0」から「191.255.0.0」までが、クラスBのIPアドレスです。

クラスC

クラスCのネットワーク部は24ビットという決まりになっています。
ネットワーク部が24ビットなので、利用できるネットワークの数は約209万通りです。
そして、ホスト部が8ビット取れますので、IPアドレスを最大約254通り利用できますので、小規模ネットワークや個人のお宅で利用されます。
また、先頭ビットが「110」ならクラスCです。
なので、ネットワークアドレスが「11000000 00000000 00000000」から「11011111 11111111 11111111」までがクラスCのIPアドレスということになります。
10進数で全体を表記すると、「192.0.0.0」から「223.255.255.0」までが、クラスCのIPアドレスです。

クラスD

クラスDのネットワーク部は32ビットという決まりになっています。
また、先頭ビットが「1110」ならクラスDです。
クラスDは特別な用途で利用されます。
その用途というのがマルチキャストで、それを利用するためのアドレスとして予約されています。
クラスDのIPアドレスは10進数表記で「224.0.0.0」から「239.255.255.255」までです。
このIPアドレスは、ネットワーク構築に利用できないと覚えておきましょう。

クラスE

先頭ビットが「1111」ならクラスEです。
10進数表記で「240.0.0.0」から「255.255.255.255」がクラスEのIPアドレスになります。
クラスEのIPアドレスもネットワークの構築に利用できません。
その用途は、将来の実験を行う目的のために予約されています。

クラスはもう気にしなくて良い

クラスAからクラスCをこのまま利用すると、ネットワークに無駄が多くなります。
ネットワークの中に端末が260台あるなど、クラスCのIPアドレス数では微妙に足りない場合もクラスBを利用することになります。
クラスBになると一気にIPアドレスの数や約1600通りまで増えて効率的ではありません
「もっと細かく刻めないの!?」って言いたくなりますよね。
なので、冒頭でも述べたようにCIDRに対応して、もっと刻めるようになりました。
先ほどのように端末が260台のパターンならネットワーク部を23ビットに設定して、9ビットのホスト部で利用できるIPアドレスの数を510通りにできます。
また、CIDRを利用することによって、クラスAのIPアドレスでもクラスCのIPアドレスのようにネットワーク部を24ビットにして利用できるようになりました。
これによって、とても自由にネットワークを利用できるようになりました。

まとめ

今回はネットワークの歴史的な部分について解説しました。
結局クラスについて解説しましたが、今は気にする必要がないというのが結論です。
しかし、このような事例からネットワークは時代と共に進化しているだということも読んで取れます。
ネットワークの進化に取り残されないように、一緒に勉強していきましょう。

それでは〜。

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