【コラム】コンピュータは宇宙人の好青年?

ITコラム

はじめに

コンピュータって融通がきかないよねって話を聞くことがあります。
そういう私も、やはり同じように思うことがあります。
最近はアプリなどソフトウェアが進化しているので、そういう感覚を感じることも少なくなってきましたけれど、相手がコンピュータじゃなくて人間なら気を利かせてくれるのになぁってこともあります。
ここで感じる距離を埋めるために、コンピュータの方から歩み寄ってきてくれるととても嬉しいのですが、コンピュータは私たちの操作に対して決まった動きしか返してくれないので、こちらから歩み寄るしかないんですね。
なので、コンピュータが融通がきかないことは仕方がないこととして、なんとなくコンピュータがどういうやつかわかるようになる話ができたらなと思います。

コンピュータは何語を喋る?

私はコンピュータの融通のきかなさには原因があると考えていて、それは私たちが使う言語と、コンピュータが使う言語の違いにあると考えました。
みなさん「あれ??」って思いました?
「そう言うけどコンピュータは日本語で操作できるよ??」
その通りなんです。
日本語で操作して日本語で返ってくるんだから、使ってる言語は同じじゃん?って思いますよね。
そこが落とし穴になっているんじゃないかなと思ったんです。

心がざわついていますよね(笑
もうしばらくお付き合いいただければと思います。
続けますね。

取り急ぎ私が日本語を喋っているので、私たちが使う言語を日本語とします。
もちろんこの記事を読んでいるみなさんの母国語に置き換えても構いません。
そしてコンピュータが使う言語は機械語です。
機械語って何かというと、0と1だけでできているやつです。
0と1がズラ〜っと並んでいるんですね。
みなさんはどこかでコンピュータは0と1で動いているみたいな話を聞いたことはありませんか?
そうなんです、コンピュータは日本語を理解しているようで、実は0と1しか理解できていないんです。
じゃぁ、なんでコンピュータは日本語を理解しているように見えるのかというと、私たちとコンピュータの間にいるアプリやソフトが通訳として仕事をしているからなんです。

コンピュータと私たちの関係性

それを踏まえると私たちとコンピュータの関係はこんな感じで考えられると思いませんか?

私たちは、もちろん人間。
コンピュータは、全く言葉が通じない宇宙人。
アプリやソフトが通訳で、言葉が通じない私たちとコンピュータをアプリやソフトが通訳していると。

そう考えると、言葉も文化も違うはずの宇宙人が、私たちの考えに気遣いして先回りして対応してくれるのはちょっと望みが薄そうですよね。
私たちが通訳であるアプリやソフトを通して伝えた分だけしか、返答を返してくれないのも頷ける感じです。

でも少し考えてみてください。
私は冒頭でコンピュータって私たちに歩み寄ってくれないよねみたいな話をしましたけれど、実はコンピュータってメチャクチャ私たちに歩み寄ってくれてない??ってことを感じませんか?

だってね、
コンピュータの返答って疑う余地がないくらい正直じゃないですか。
その上コンピュータって私たちの操作に絶対に秒速で答えてくれるじゃないですか。
これって人間に置き換えたら、メチャクチャ信用のおける好青年っぽいですよね。

まとめ

はい、と言うわけで
コンピュータは宇宙人の好青年と言うのが私の意見の結論でした。
みなさんのコンピュータへの取っ付きにくさが和らぐのに、少しでも貢献できたらと思います。

それでは〜。

コメント

タイトルとURLをコピーしました